患者さんが良くなった時の
喜びもひとしおです

平成13年入職/薬剤師

鈴木 昭雄

Akio Suzuki

分からないからこそ知りたいと思った「精神科」

調剤現場はみんなで分担していますが、私個人は認知症病棟と急性期病棟を担当しています。アットホームな雰囲気で、他の職種とも円満な良い関係を築けていると思います。

「精神科」を選んだ理由は、自分の苦手な部分だったからです。分からないからこそ知りたいと思いました。当時、精神疾患をもつ方と接する機会がなかったため、「患者さんが暴れて暴力を振るってくるんじゃないか」と決めつけていた部分がありました。しかし実際に働いてみて、その「決めつけ」が崩れました。患者さんは皆さん良い人たちで、一般の方より正直ですし、素直に話してくれます。

向精神薬の取り扱いには細心の注意を

秋田緑ヶ丘病院の薬局は入院調剤のみで外来は院外処方箋を発行しています。精神科病院では多剤大量処方になりがちな為、そのブレーキ掛けをするのも、私たち薬剤師の役割になります。

薬の種類や量は医師と患者さん、両方と相談しながら決めていきます。処方提案は患者さんの副作用を診たり、患者さんの要望、医師の方針を汲み上げながら行っていきます。患者さんとの関係性にもよりますが、直接話し合ったことを診察場面で患者さんから医師へ提示したり、直接薬剤師から医師へ提案したりしていま す。また、医師からの相談を受けて処方内容を検討していくこともあります。

向精神薬は、飲んでも効かない人もいますし、少し飲んだだけでも副作用が出てしまう人もいます。他の薬に比べてリスクが高く、依存性などの副作用や事故に繋がることもあり、気を引き締めて取り扱っています。

手探りだからこそ、患者さんが良くなった時の喜びもひとしおです

秋田緑ヶ丘病院は年休などがとても取りやすいと思います。土曜日に出勤することもあり、何かやらなければならない事は残業もしますが、基本的にはあまり残業はありません。イベント事もたくさんあります。毎年、お花見や太平山の麓でのたけのこや山菜狩りをする「竹の子会」などの楽しい行事があります。

精神科薬物療法認定薬剤師取得のための研修や試験など、県外で行うことが多いのですが、出張として扱ってもらえるので助かっています。

実は、「精神科」という理由で敬遠されてしまい、新人薬剤師が入ってきてくれないことが、一番の悩みなんです。難しい領域だと思いますし、目に見えにくい薬物療法なので、やってみないと分からない手探りな状態ではありますが、その分患者さんが良くなったと時の喜びもひとしおです。是非、後輩が増えてほしいですね。

伊藤 歩
三浦 梓
安田 朋華
鈴木 昭雄
宮沢 明日華
原田 由香